MM

MM(資材管理)

10 セクション60 確認問題

MM(Materials Management/購買・在庫管理)は、モノを買い、受け入れ、保管し、払い出すまでを扱うモジュールです。SAP導入プロジェクトで最初に稼働させることが多い領域であり、他モジュールとの接点も非常に多いのが特徴です。

MMの中心にあるのは調達プロセス(Procure to Pay)です。購買依頼から始まり、発注、入庫、請求照合、支払へと進みます。この流れの中で、在庫が増え、債務が立ち、最終的に現金が出ていきます。SDが「モノとお金が出ていく」流れだとすれば、MMは「モノが入ってきてお金が出ていく」流れです。

このモジュールでは、品目マスタと仕入先マスタという2つの基盤を押さえたうえで、発注から請求照合までの標準プロセス、在庫評価と移動タイプという会計との接点、そして枠契約・特殊調達・棚卸といった応用領域を扱います。

購買依頼・発注入庫処理請求照合在庫管理
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セクション一覧

上から順に進めると、基礎から実務レベルまで無理なく理解できる構成になっています。

  1. 1MMモジュール概要調達プロセスの全体像、購買依頼から支払までの各段階、そしてMMが在庫と会計をどう動かすかを整理します。6
  2. 2品目マスタ品目マスタのビュー構造、組織単位ごとに保持される情報、品目タイプが決めるもの、そして評価クラスの役割を解説します。6
  3. 3購買発注処理購買発注の構造と勘定設定カテゴリ、購買依頼からの変換、承認プロセス(レリース戦略)の仕組みを解説します。6
  4. 4入庫・請求照合入庫処理で在庫と会計がどう動くか、請求照合の3点照合と許容範囲、照合ブロックの解除運用を解説します。6
  5. 5在庫評価と移動タイプ在庫評価の2方式、移動タイプが会計転記を決める仕組み、勘定決定(OBYC)の考え方を解説します。6
  6. 6仕入先マスタと購買組織仕入先マスタの階層構造、購買組織という組織単位の役割、そして仕入先評価の仕組みを解説します。6
  7. 7購買情報レコードと枠契約購買情報レコードが果たす役割、数量契約と金額契約の違い、スケジュール契約による定期納入の仕組みを解説します。6
  8. 8特殊調達(コンサインメント・STO)コンサインメント在庫、外注加工、在庫転送発注という3つの特殊な調達形態と、それぞれの在庫・会計上の扱いを解説します。6
  9. 9棚卸処理棚卸の方式、棚卸伝票の作成から差異転記までの流れ、循環棚卸の設計を解説します。6
  10. 10MM月次処理MM月次処理の全体像、GR/IR分析、在庫と会計の整合確認、そして期間クローズの手順を解説します。6