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SAP用語辞典

配賦

Allocation (CO)読み:はいふ

  • CO

原価センタに蓄積されたコストを他の原価対象(製品・プロジェクト・他の原価センタ等)に振り替えるCO処理。アセスメント(Assessment:KSU5)は二次原価要素を使って一括配賦、ディストリビューション(Distribution:KSV5)は一次原価要素のまま配賦する。期末処理の一環として実行され、間接費を製品原価に含める際に使用される。

総務部の費用を3つの部署に配る例

総務部の原価センタに、家賃と人件費で月300万円がたまったとします。これを製造1課・製造2課・営業部に、それぞれの人数(50人・30人・20人)の比率で配ると、150万円・90万円・60万円になります。月末にこの振替をCOの中で行うのが配賦です。

配賦には2つのやり方があります。アセスメントでは、受け取る側には「総務部配賦費」のような二次原価要素1行で入ります。ディストリビューションでは、家賃・人件費といった一次原価要素のまま、内訳を保って入ります。

設定と実行

項目アセスメントディストリビューション
サイクルの定義KSU1KSV1
実行KSU5KSV5
受け取る側に入る原価要素二次原価要素(配賦用)元の一次原価要素のまま
配れる原価一次・二次とも一次原価だけ

サイクルの中にセグメントを作り、セグメントごとに「どの原価センタ(センダ)から、どこ(受領者)へ、何の比率で」配るかを決めます。比率には、固定の割合、固定の金額、統計キー数値(人数や床面積などの数値。KK01で定義し、KB31Nで毎月入力)などを使えます。

つまずきやすい点

統計キー数値をその月に入力し忘れると、比率が前月のままになったり、配賦先から外れたりします。実行前にテスト実行で、受領者と金額の一覧を確認します。S/4HANAでは、アセスメントやディストリビューションをFioriのユニバーサル配分の画面で管理することもできます。

原価センタの階層と、配賦・活動配賦による原価の流れを説明しています。原価センタ

English

Allocation (CO)

A CO process that transfers costs accumulated on cost centers to other cost objects (products, projects, other cost centers). Assessment (KSU5) allocates using secondary cost elements in a lump sum; Distribution (KSV5) allocates using the original primary cost elements. Executed as part of period-end processing to include overhead costs in product costing.

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