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SAP用語辞典

消込(Clearing)

Clearing読み:けしこみ

  • FI

入金や支払を、対応する未決済明細と突き合わせてクローズする処理。消込を行うと明細に消込伝票番号と消込日付が記録され、未決済明細の一覧から外れる。金額が一致しない場合は、許容範囲内なら差額を自動的に損益へ振り替え、それを超える場合は部分消込か残額処理を選ぶ。誤って消込した場合はFBRAで解除する。

振込手数料を引かれた入金を消し込む例

得意先A社への請求110,000円が未決済で残っており、A社から振込手数料330円を差し引いた109,670円が入金されたとします。入金消込(F-28)でA社の110,000円の明細を選ぶと、330円の差額が出ます。

差額が許容範囲の中なら、差額は自動で損益の勘定に振り替えられ、110,000円の明細は消込済になります。理由コードを付けると、差額を「支払手数料」などの決まった勘定に振り替えられます。許容範囲を超える場合は、部分消込か残額処理を選びます。

消込の方法と画面

方法画面使う場面
入金・支払と同時に消込F-28(入金)/F-53(支払)入金や支払を記録しながら、対応する請求の明細を消す
転記済みの明細どうしを消込F-32/F-44/F-03得意先(F-32)・仕入先(F-44)・GL勘定(F-03)で、借方と貸方の明細を突き合わせる
自動消込F.13ソートキーなどの項目が一致する明細をまとめて消す
支払プログラムF110支払と同時に、支払った請求の明細を消す

許容範囲は、得意先・仕入先の許容範囲グループ(OBA3)と、担当者ごとの許容範囲(OBA4)で決まります。両方の範囲のうち小さいほうが使われます。差額の振替先を決める理由コードは OBBE で設定します。

つまずきやすい点

GL勘定で消込ができるのは、勘定マスタで「未決済管理」をオンにした勘定だけです。仮払金やGR/IR照合勘定のように突き合わせが必要な勘定は、転記が始まる前にこの設定を決めておきます。誤って消し込んだときは FBRA(消込の解除)で元に戻します。

自動消込(F.13)で明細が残るときに、グループの条件と許容範囲をどう確認するかをまとめています。自動消込で消えない明細

English

Clearing

Matching a payment against the open items it settles and closing them. Cleared items are stamped with a clearing document and date and drop out of the open items list. Where amounts differ, a difference inside tolerance is written off automatically, and anything larger is handled as either partial clearing or a residual item. FBRA resets a clearing made in error.

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