グループ2社を1つの管理領域にまとめる例
製造のA社(会社コード1000)と販売のB社(会社コード2000)が、同じ勘定科目表を使い、どちらも4月始まりだとします。2社を1つの管理領域に割り当てると、A社の情報システム部の原価センタにたまった費用を、B社の営業部の原価センタにも配賦できます。管理会計の数字を、会社の枠を越えてグループで見られるようになります。
反対に、勘定科目表や会計年度バリアントが違う会社は、同じ管理領域に入れられません。会社ごとに管理領域を分けると、配賦や原価の集計は会社の中で閉じます。
管理領域の単位で決まること
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原価センタの標準階層 | 管理領域のすべての原価センタは、1つの標準階層のどこかに属する |
| CO伝票の番号範囲(KANK) | 配賦や決済で作られるCO伝票の番号 |
| バージョン | 実績と計画を分けて持つ単位。実績はバージョン0 |
| 有効にする機能 | 原価センタ・内部指図・活動タイプ・利益センタなどを使うかどうか |
管理領域の定義と会社コードの割当は OKKP(管理領域の維持)で行います。原価センタ・内部指図・活動タイプなどのマスタは、すべていずれかの管理領域に属します。
つまずきやすい点
会社コードと管理領域の割当は、実績データが入った後に変えるのが非常に難しい設定です。将来グループ内で配賦するかどうかを、導入の最初に決めておきます。
COの組織単位としての管理領域と、FIとの関係を説明しています。COモジュール概要