得意先を勘定グループで分ける例
標準の得意先勘定グループには、受注先(0001)、出荷先(0002)、支払人(0003)、請求先(0004)、一時得意先(CPD)などがあります。出荷先だけの得意先は支払条件や照合勘定が要らないので、出荷先のグループではそれらの項目を非表示にし、入力の手間と誤りを減らします。
一時得意先は、1回しか取引しない相手をまとめて1つのコードで扱うためのグループです。住所などは伝票ごとに入力します。
勘定グループで決まること
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番号範囲 | 得意先・仕入先の番号を内部採番にするか外部採番にするか、どの範囲を使うか |
| 項目ステータス | 画面の各項目を必須・任意・非表示・表示のみのどれにするか |
| 一時取引先かどうか | 一時得意先・一時仕入先として使うグループか |
| パートナ機能 | SDで、そのグループの得意先が受注先・出荷先などのどの役割になれるか |
得意先の勘定グループは OBD2、仕入先は OBD3 で定義します。番号範囲は XDN1(得意先)・XKN1(仕入先)で作り、OBAR・OBAS で勘定グループに割り当てます。
S/4HANAでのつまずきやすい点
S/4HANAでは得意先・仕入先をBPから作ります。BP側の区分であるBPグルーピングと、得意先・仕入先側の勘定グループを対応づける設定(得意先は V_TBD001、仕入先は V_TBC001)がないと、BPは保存できても得意先・仕入先が作られません。BPと得意先で同じ番号を使う運用では、BPグルーピングの番号範囲と勘定グループの番号範囲もそろえておきます。
「グルーピングは得意先勘定グループに割り当てられていません」で止まったときの確認順をまとめています。BP登録のグルーピングエラー