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SAP用語辞典

取引銀行(ハウスバンク)

House Bank読み:とりひきぎんこう

  • FI

会社コードが実際に口座を持っている銀行を表すマスタ。最大5桁の取引銀行IDの下に、口座IDごとに銀行口座と対応するGL勘定を持つ。自動支払プログラムはどの取引銀行・口座から支払うかをこの設定から決定し、電子銀行取引明細の取込でも口座の特定に使う。S/4HANAでは銀行口座管理と連携して管理される。

1つの銀行に2つの口座を持つ例

会社コード1000が、A銀行本店に普通預金と当座預金の口座を持っているとします。取引銀行ID(最大5桁)を「ABANK」、その下の口座IDを「FUTSU」「TOZA」のように登録し、口座IDごとに対応するGL勘定(普通預金A銀行、当座預金A銀行)を結びつけます。

支払プログラム(F110)は、支払方法ごとの優先順位(銀行選定)にしたがって、どの取引銀行・口座から払うかを決めます。銀行から受け取った入出金明細を取り込むときも、取引銀行と口座IDで「どの口座の明細か」を特定します。

関係するマスタと設定

マスタ・設定内容
銀行マスタ(FI01)銀行そのもの。日本では銀行番号4桁+支店番号3桁を銀行コードにすることが多い
取引銀行(FI12_HBANK)自社が口座を持つ銀行と、その口座ID
銀行口座管理S/4HANAでは口座の情報をここで管理し、取引銀行の口座IDと結びつける
銀行選定(FBZP)F110で、支払方法ごとにどの取引銀行・口座を優先して使うか

つまずきやすい点

取引銀行IDや口座IDは、支払方法の設定、銀行選定、明細の取込設定など多くの場所から参照されます。名前を後から変えるのは手間がかかるので、命名のルールを最初に決めておきます。

支払プログラムで支払データ(全銀フォーマットなど)が作られないときの確認順をまとめています。F110でDMEが出ないとき

English

House Bank

Master data for a bank at which a company code actually holds accounts. Under a house bank ID of up to five characters, each account ID carries a bank account and its corresponding G/L account. The payment program uses this to choose which bank and account to pay from, and bank statement import uses it to identify the account. In S/4HANA it is maintained together with Bank Account Management.

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